内向型スポーツトレーナーのいろいろ日記

元公務員でスポーツトレーナー。内向型を活かして生きていきたい。

内向型の人におすすめのthe pillowsの曲10選

私が好きなバンドの一つthe pillows

音楽を聴く上で、重要視するポイントは人それぞれだと思う。

歌詞が好きなアーティスト、見た目が好き、など好きにもいろいろある。

私がthe pillowsを聴くときにも、

  • この曲は歌詞が好き、共感する
  • この曲はテンポやメロディーが好き

など、いろんなことを感じながら聴いている。

 

そこまで音楽に詳しくない立場ながら、これまで聴いてきた音楽の中で、自分の人生で出会えてよかったと思うのが間違いなく「the pillows」。

特に、作詞作曲を担当している「山中さわお」さんから出てくる歌詞は、これまでなかなか人と本音では分かり合えなかった私の、心に強く響くものが多くある。

 

自分の人生にとって大きな存在である「the pillows」に愛を込めて、「内向型の人におすすめのthe pillowsの曲10選」を考えてみた。

 

ストレンジカメレオン

youtu.be

ピロウズの中でもとても有名で、とても大切で、とても人気のある曲「ストレンジカメレオン」。

全体的に恋愛の曲に感じるものの、

  • 「汚れた僕」・「君はキレイだった」
  • 「好き」・「嫌い」

対比を使いながら綴られる言葉。

 

自分を「出来損ないのカメレオン」と自虐しながらも、

逆立ちしても変わらない 滅びる覚悟はできているのさ

 

歴史には価値のない 化石の一つになるのさ

もう心は決まっている、この曲を作った当時、売れるためにレコード会社や事務所の言いなりになることはしないと決めた、さわおさんの決意に心を打たれる。

 

Bran-new lovesong

youtu.be

さわおさんの意図はわからないが、歌詞を見る限り恋愛を唄った曲。

愛の記憶がしぼんでから

目を開けたままずっと眠ってた

思ったよりそれは重症だった

 

嫌いだった自分の事

いつのまにか許してた

幅をもたせる表現が多く使われているので、恋愛以外のとり方もできる。

歌詞をしっかりと聴きながら聴くのもいい、さらっとメロディーのみに集中して聴いてもいい、聴けば聴くほど好きになる、そんな曲。

 

One Life

youtu.be

青い芥子の花びらが 風もなく揺れてたら 僕のタメ息のせいだ

この曲も、さわおさんらしいネガティブな言葉が入ってくる。

 

どんな靴を履いてても 歩けば僕の足跡

立ち止まればそれまで 僕が終わる印

でも立ち止まらない、進むよという強い歌詞も続く。

なんとなく、逆境が強いほど意地でも前に進んでやるよ!という気持ちもあるのかなと感じさせてくれる決意のような1曲。

共感と勇気をもらえる。

 

THAT HOUSE

youtu.be

歌詞・メロディーともに切なさが全面に出ている曲。

”雨の日も晴れの傘”さして

優しくされた記憶を

ぶら下げて歩きたい

さわおさんらしい表現で、きれいなメロディーにいろいろな感情をのせて彩っていく。

独特ながら的確に感情が表現されていることに共感しつつ、家で一人で聴きたくなる1曲。

 

TRIP DANCER 

youtu.be

冒頭から、

アラームが鳴ってても目覚めないこの国に

生まれてきた僕らの現実は

ハンドルを縛ったりハードルをくぐったり

慣れるなんて絶対不可能さ

暗い絶望の曲かと思わせる歌詞から始まるが、

来るべき時が来たら

キミの立つ足元も頂上なんだ

それは間違いじゃない

力強く断言してくれる。

歩み寄るべきだ なんて思わないだろ?

探してる物は僕らの中で騒いでる

周りに合わせる必要なんてない、自分の中に答えがある

そんな風に、内向型で周囲の人と合わないと感じることがあっても、そのままでいいと勇気づけてくれるような曲に感じる。

 

プレジャー・ソング

 

youtu.be

この中では明るめの1曲。

タイトルもそのとおり「プレジャー・ソング」。

泣きながら見た景色も

嘘のように好きになれた

 

悲しい歌は歌わないぜ

寂しい歌は覗かないぜ

険しい道を通ってきたからこそ、その後に見える景色が美しくみえる、そんな風に教えてくれているような曲だ。

 

雨上がりに見た幻

youtu.be

時代も背景もそぐわない

遺物なんだと思い知った

絶望、失望。

足跡の無い道を選んで

ずいぶん歩いたな

荒野の果て 何処かにきっと

足跡残ってる

それだけが それだけが

生きた証

それだけが それだけが

僕らの誇り

切なく、寂しさを感じさせながらも、自分の道を進むこと、その背中を押してくれる曲だ。

屋上に昇って

youtu.be

この曲の歌い出しを聴くと、なぜか無性に泣きたくなる。

優しいメロディーに

もしも僕が王様になっても

誰もが望む世界は作れないよ

神様そうだろ どうしてかな

寂しそうに歌う。

偶然でかまわない

幸せの形がいつか重なればいいのに

優しくて、少し寂しい、そんな1曲。

 

Beyond the moon

youtu.be

この曲も寂しく、優しい1曲。

キミは向日葵 僕は三日月

さわおさんらしい表現で自分を皮肉っている。

叶わぬ夢を見て少しずつ

欠けて無くなりそう

 

満月にさえなれないのに

太陽なんてまるで別世界

ロマンチックに、比喩をつかいながら

自分が相手に相手にされていない、届かない恋だと唄う。

でも、「キミは誰より素敵」、そう歌ってそんな素敵なキミに恋できただけで幸せを感じているかのような優しい切ない曲だ。

確かめに行こう

youtu.be

仲間といたって寂しくなる

優しくされたってまだ足りない

何もない夜は消えたくなる

僕のカタチがわかりますか?

ピロウズの曲では、「孤独」を感じさせる歌詞が多くある。

この「確かめに行こう」はこうやって抜き出す歌詞を迷うほど、全体で絶望や孤独感を代弁してくれているように感じる。

ただ、代弁してくれた上で、一緒に「確かめに行こう」と力強く鼓舞してくれ、私の心を軽くしてくれる大切な1曲である。