the pillows 「REBROADCAST TOUR」
3月17日(日)、Zepp Tokyoで行われた the pillows 「REBROADCAST TOUR」に参加してきました。
11月から始まって、12月にさわおさんが50歳の誕生日を迎えて、メンバー全員が50代というメンバーの方々にとっても印象的なライブだったようです。
このツアーは、11月の初日長野公演にも参加していたので2回目。そしてファイナルでした。
今年は30周年のアニバーサリーイヤーということで、MCではそれに関する話題も多く、特にこの日の公演の後には記念映画である「王様になれ」のエキストラ撮影が行われました。
ライブはいつもどおり、さわおさんの「久しぶりじゃないか」の言葉から始まり、新旧織り交ぜた熱いパフォーマンスに会場全体が一体となって盛り上がっていました。
個人的には、「MARCH OF THE GOD」での盛り上がり、ライブで初めて「プライベート・キングダム」を聴けたことが印象に残っています。
前回初日の長野公演でもさわおさんが言っていたが、今回のアルバムはさわおさんの手応えとしても「ファンが求める曲とさわおさんが作りたい曲」がうまくマッチしたアルバムだったのではないか、とのこと。
でも、さわおさん「だからって言って君たちの喜ぶ曲を作ろうとは思わないよ!曲を作る時は極力君たちのことは考えない。俺は自分勝手にやっていく」とのこと。
もちろんです、さわおさん!
そんな誰にも媚びないさわおさんを好きな人たちが、ここに集まっているピロウズのファンだと思います。
ライブでは生の演奏と同じくらい楽しみにしているのがさわおさんのMC。
さわおさんの話し方、大事なポイントでは言葉を一つ一つきちんと選ぶように話してくれ、自分の気持を伝えようという誠実な感じがします。
10回のありがとうよりも、さわおさんが絞り出すように話す1回の感謝の言葉の方が、重く心に響きます。
毎回、さわおさんのMCには心打たれます。
くだらない話も、大事な話も、どちらも私に心にスッと入ってきて、こんな人になりたいなと思う数少ない人です。
さわおさんが言うように、ピロウズの音楽は今流行りの音楽ではないかもしれない。
でも、流行りとか関係なく惹かれる音楽、人間性がピロウズ、さわおさんにはあると思う。
今回の公演の後には、残れるファン参加でアニバーサリー映画「王様になれ」の撮影が行われました。
内容についてはまだ映画作成中ですし、割愛します。
今年はアニバーサリーイヤー。
10月18日に横浜アリーナで記念ライブが行われます。
メンバー曰く、「絶対売り切れない自信がある!」とのことで、もちろん参加しようと思います。