前の飼い主さんのことを思い出す
春からずっとイチゴの冬毛の脱毛がすごいので毎日ブラッシングしています。
ブラッシングをしていると毎回思い出すこと。
イチゴの前の飼い主さんのことです。
イチゴは約1才までその飼い主さんの家で過ごし、その後ペットのおうち経由でうちの子になりました。
その話は以前書きました。
前の飼い主さんは70代くらいの女性の方でした。
高齢だから犬は飼えないと言っていたのに、旦那さんが子犬を貰ってきてしまったため
世話をしていたそうです。
それがイチゴでした。
1才になっていよいよ力が強くなって、散歩も満足に行ってあげられないため、イチゴを手放すことに決めたそうでした。
話を戻して、どうしてブラッシングをしているとその前の飼い主さんを思い出すのかと言うと、
イチゴを引き取りにその方の家に行ったとき、ブラッシングに使っているという2つのブラシを引き継いだからです。
「まずはこっちのブラシで毛をしっかりととかして、こっちのブラシで整えている」
そう言っていました。
正直、賛否両論あると思いますが、その方はイチゴをしっかりとかわいがっていたと思うんです。
そのときに強く感じたんです。
そして、今日思ったのが
1才になるまでの子犬のかわいい時期のイチゴ、それはそれはとてもかわいかっただろうな、ということ。
そんなかわいい子を手放すことに決めて、少なからず前の飼い主さんは辛かったのではないかな、と思います。
そう思いたい、私の願望も入っているかもしれませんが、イチゴを見ていてそう思いました。