内向型スポーツトレーナーのいろいろ日記

元公務員でスポーツトレーナー。内向型を活かして生きていきたい。

宮古島トライアスロン2019参戦記②(大会当日スイム~バイクスタートまで)

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4月14日、宮古島トライアスロン大会当日。

 

3時30分起床。

前日は21時30分までに寝て、6時間睡眠できた。

緊張で寝れないということはなく、すんなり寝れていた。

 

4時30分にはホテルを出発するので、用意していた朝ごはんを温めたり、

ウェアに着替えたり、荷物の最終確認をしてホテルの部屋を出る。

 

忘れ物がないか確認したときに、

「この部屋に無事に戻ってこれますように」

と思って部屋を出た。

 

近くのゲストハウスに泊まっている知人から、オーナーさんがハイエースで送ってくれるとのことでお世話になりスタート会場の東急ホテル到着。

 

5時前で真っ暗、かつ雨。。

しかも強くなるとの予報通り、土砂降りになってきた。

カッパや傘を用意している人、ヘッドライトを用意している人がいたが、

想定外で雨具・ライトなし。。

 

天気予報を見て、雨具・ヘッドライトは必要だったよう。

 

ここで前日に預けたバイクにサイクルコンピューターを付ける、ボトルをセットする、空気を入れる、補給食を食べやすいようにセットする

予定だったものの、大雨の中で真っ暗な中で準備する気力がなく、、

だけして木の下に雨宿りに入りました。

 

風は強くなかったものの

 

3種目できるのか?スイム中止?バイクは?

 

みんな頭をよぎっていました。

緊張というより、この天気でどうなるのか、、

といった時間が過ぎました。

 

まずは雨の中バイクジャージで寒かったので着るものがなく、とりあえずウェットスーツを着てしまうことにする。

これで寒さはなんとかなった。

 

バイクとランで一つずつ預けられるスペシャルドリンク(フード)を預ける。

 

準備をたらたらと進めていたところ、会場の放送で

開会宣言が行われたことを知る。

 

3種目とも予定通り開催決定!!!

 

会場からも喜びの声が各地で上がる。

 

ただ、現状で寒い・雨が降り続いている状況だったので

「大丈夫かな。。泳げる?雨はいつ止む?バイクで雨は嫌だな。。」

など、少し不安を抱きながら準備を進める。

 

各ポイントへの荷物預けを早めに行うように係員からあったため

スタートまで1時間近くあったものの、6時過ぎにはゴーグルとキャップ以外の全ての荷物を預けた。

 

6時15分ごろ、まだ女子トイレが空いていたのでトイレに行っておく。

 

もうやることもない、ウォーミングアップを早めにいこうということで

アンクルバンドを受け取り、チェックポイントを通過。

いよいよ始まる。

 

まだまだ時間はあったが、いつもスイム前に心拍を上げておくためにウォーミングアップ。

ウェットスーツの中に水を通して馴染ませる、肩は回しやすいように。

ウォーミングアップは、50を4本くらい、バタフライもやってみる、バタ足も少しやってみる。

ただ、これから3キロか。。と思うとウォーミングアップやりすぎが怖く、たぶんあまりできていなかった。

反省点。

 

まだ20分以上あったが、ウォーミングアップ終了。

1時間以内のプラカードを確認し、内側過ぎないように、少し真ん中寄りの5列目くらいに並ぶ。

 

知り合いと話したり、ストレッチをしたりして6時50分、あと10分でスタート。

いよいよだな、と緊張しつつスタートの実感がわく。

ところが、、

 

メガホンを持った係員が現れ、

スタートを15分遅らせて7時15分とするとのこと

 

雨雲が接近していて、軽い停電が起きているとのこと。

制限時間も15分延ばして20時45分とすると同時に発表され、拍手が起きる。

 

やっと覚悟を決めたのに、スタートまで25分の余裕ができてみんな手持ち無沙汰な時間を過ごす。

周囲と談笑。

 

7時15分、やっとスタート。

 

3キロなのでバトルにあまり巻き込まれたくない、2周回なので1周目は様子見、2周目いけそうなら上げていく、これで50分以内を目標としていた。

 

スタート直後、1500人が一斉にスタートするのでしばらくは前後左右に人がいる状態。

しばらくは仕方がない、ポジションを確保するために少し力を使おうとするが、

アップ不足か水を飲んだり人とぶつかったりで、怖くなってうまく泳げない

慌てるな、大丈夫。少し外側に行こう、マイペース、と自分に言い聞かせるが、周りも必死なのでうまく泳ぐ場所を確保できない。

平泳ぎで呼吸を確保する、重なってしまっている人を先に行かせよう、色々やるが人が多くてどうにもならない。

まずいな、スイムは割と得意なのにどうしよう、いきなり失敗か、と不安がよぎる。

 

そうこうしていると、自分が一番内側のロープ沿いにきてしまっていることに気付く。

内側はスイムの苦手な人が多く、とても混むゾーン。

外側に行きたいがいけない、最初のブイが遠い。

 

せっかく一生懸命この宮古島のために練習してきたのに、と思うが、

まだまだ最初、焦らないとなんとかこらえる。

 

やっと第一ブイ、ここらへんからやっと周りに人が減ってきて泳ぎやすくなる。

まずは内側で泳ぐのをやめてなるべくロープから離れる。

だんだんポジション取りがよくなり、そのまま第2ブイもなんとか回り、

1周目のラストの直線も無駄な力を使わず、楽にマイペースに泳ぐことを心がける。

 

1周目終了、一度陸に上がる、ここでタイムを確認するか迷うが、確認すると24分台。

最初にアップアップになっていたものの予定通りこれていることに安心した。

2周目、このまま余裕を持っていこう、いけたらラストの直線で少し上げていこうとスタート。

周りも泳力がだいたい同じなので安定している。いい感じ。

途中ちょうどテンポが合いそうな人がいたのでドラフティングさせてもらったりしながら楽に泳ぐ。

海の透明度も高く、水中や周りを見ながらいよいよ宮古島トライアスロンやっているんだなあと思う。

2周目後半少し頑張ってみるが、これからバイク157キロ、ラン42キロあるのだから

ここで30秒頑張ってもあまり意味がないな、と思いそこそこの疲労度でスイムアップ。

 

時計を見ると49分台。予定通りでほっとする。

 

女子10位と声がかかる。

そのまま荷物を持って着替えのテントに入る。

 

まだ雨が降っていて日焼け止めを塗るのを忘れてしまったが、

急ぎすぎずしっかりと靴下とバイクシューズを履いてテントを出る。

 

少しバイクシューズで走ってバイクを取りに行く。

 

バイクを取って乗車ラインへ向かう。

ラインを越えて焦らずビンディングを付けてバイクスタート!