内向型スポーツトレーナーのいろいろ日記

元公務員でスポーツトレーナー。内向型を活かして生きていきたい。

宮古島トライアスロン2019参戦記③(バイク編)

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大雨の中でバイクスタート。

トランジションには6分くらいかかっていた模様。

バイクスタート地点にあった掲示板だと56分台。

 

雨の中なので落車に気を付けよう、慎重に行こう、長丁場だ、と落ち着かせながらスタート。

 

カーブでは毎回気を付ける。

 

サイクルコンピューターと時計のスタートを忘れずにやる。

 

バイクでは補給と給水をきちんととることを重要視していました。

 

持っていた補給と給水は、

 

大雨の中だったので喉の渇きは感じないものの、とりあえずボトルを飲む。

バイクスタート後30分後にMCTオイルチャージを補給し、体脂肪を使うスイッチを入れる作戦で補給を始める。

 

コースとしてはまずは伊良部大橋を通って伊良部島へ向かう。

 

スタート後、特に身体の異変はなし、心拍も高くなく落ち着いてバイクに乗れていた。

 

バイクパートの目標は、平均時速29キロ弱、トータル5時間30分(トランジション除く)

 

まずは平地なので平均時速は31キロくらいをキープできている。

後ろから男子選手にどんどん抜かれるが仕方がない。

自分としてはいいペースでできている。この感じでいこうと自分に言い聞かせる。

 

伊良部大橋に差し掛かるあたりで、雨が上がって晴れてくる兆しを感じる。

 

日焼け止めを塗っていないことが気になる。。

 

雨の中でも塗っておけばよかった、まだ1時間も乗っていない。。

まだまだバイクは続くので、体力消耗を防ぐためにバイクに乗りながら日焼け止めを塗ることに挑戦することに決める。

幸い横風もなくバイクも安定している。

 

伊良部大橋を登りながら、バイクジャージのポケットから日焼け止めを取り出す。

まずは片手に出して、落とさないように一旦ポケットに戻して、顔に塗る。

腕と脚は大量に日焼け止めを肌に乗せてから、片手ずつ乗りながら伸ばす。

 

なんとかざっとは日焼け止めを塗れた。

(なんとか塗れてはいたが、後にかなりまだらな日焼けが残ることになる)

 

伊良部島の集落内を回って、細かいアップダウンはあるもののマイペースに乗れていた。

 

ただ、まだ30キロほどのところで気付いたこと。。

腰と股関節が痛い!!!

 

腰はこれまでバイクを乗っていて痛くなったことはほとんどなし。。

さらに、まだ30キロしか乗っていないのに。。

股関節はもっと謎で痛くなったことがなかった。

スイムで何回かした平泳ぎ?、いや、そんなにやってないし。

など考えながらも痛いものは痛く、全くペースが上がらず女子選手にも数名抜かれ、男子選手にはどんどん抜かれる。

 

どうしよう、まだ100キロ以上あるのに、せっかくいい天気なのに、辛い思い出ばかり残したくないな、

色々と考えながらも伊良部島パートを終える。

 

相変わらず腰と股関節は痛む。

でもこれほんと疲労が原因かな?

と疑問に思いながらも、ペースはガタ落ちはしていない。

まだ平均30を切っていない。

 

速さよりも楽にバイクに乗るにはどうしたらいいか、を考えながらだましだまし乗る。

補給は忘れない。

伊良部島から戻ってきたあたりでジェル1つ。

 

エイドではスポンジをもらって腰と股関節を冷やす、これを数回繰り返しながら池間島へ。

 

振り返ると30〜60キロのポイントが1番きつかった。

腰と股関節の痛みから追い風でもDHポジションがとれないどころか、パッドに手を置いて直立姿勢でないと腰が痛む。

 

ただ、ここは比較的スピードが出る区間なのでその姿勢でも32とかは出る。

ただ、相変わらず抜かれっぱなし。。

でももう順位とか気にしていない、ゴールにたどり着ければという気持ち。

 

池間島を折り返してくると、向かい風のきつい区間に入った。

ここから東平安名崎までアップダウンと向かい風。

東平安名崎でちょうど100キロ。

振り返ってみると、この70キロから100キロの区間で股関節の痛みが気にならなくなってくる。

さらに、下りでDHポジションをとるときに、前乗り気味にDHバーに乗り込むように乗ると腰が痛くないことに気付く。

これはかなり助かった。

まずは苦痛がなくなったから。

 

ここで一緒に練習している仲間の女性に追い付かれる。

さすが、バイクが強い。

もう追い付かれたかと思ったが、体力的には余裕があり、腰と股関節の痛みもなくなっていたところだったので、ここから私も少しペースアップしようと、一気にエンジンがかかる。

 

そこから東平安名崎までは仲間の女性と抜きつ抜かれつ、いいペースで乗れた。

 

前半の腰と股関節の辛さが嘘のように特に辛くなく乗れていることが幸せだった。

 

100キロの東平安名崎到着。

あと57キロ。

次は試走した時に確認したアップダウンの多い区間が来る。

私は上りが比較的得意なのでここから57キロはいけるところまでいこうと思った。

 

練習でも、バイクで脚をつかってもランでつかう筋肉とは違うことを感じていた。

さらに、ここで抑えすぎてもランで走れる保証はない。

心拍数はゾーン2か3と高くない。

 

よし、潰れてもいいからいこう!

 

前半、腰痛と股関節痛でいきたくてもいけなかったもどかしさをぶつけるように走った。

 

アップダウン区間では下りで出来る限りスピードに乗り、その惰性をつかって上りを駆け上がる。

上りでは時折ダンシングを入れつつ、自分としては攻めていた。

 

100キロを過ぎて、ペースが落ちてきている人もいたのでここからは抜かれることが少なく、抜く立場になる。

来間島の折り返しも問題なく通過。

身体も元気。

このままの勢いでバイクフィニッシュまでいこう。

 

バイクスタート地点に戻ってきて、最初と同じルートを走る。

なんとなく、バイクスタート時より今の方がスピードも出ているし元気だな、と感じながらいい感じに乗る。

 

あと25キロ、20キロ、カウントダウンする。

 

バイクのスペシャルエイドは場所がよく分からず、通り過ぎてしまった。

ただ補給は足りていたので焦らず問題なし。

 

ここまでで粉飴入りのドリンク750×2本は8割くらい飲み切っていた。

ジェルは、MCTオイル1つ、250キロカロリーのジェル4本くらい補給済みで、内臓も特に問題なし。

 

そのままジワジワくる疲れは感じていたものの、ペースをなんとか保ちつつ残り1キロ地点までくる。

住宅街に入っていき、左に曲がるL字カーブ、係員からゴムマットが滑る旨の注意喚起。

ゴムマットを避けて奥のスペースにブレーキしながら進む、注意していたもののここで滑って落車!

ゴムマットを避けたとのろ、ステンレスのマンホール部分にブレーキしたまま入ってスリップした。

ただ、かなり減速していたため擦り傷のみ。

やってしまったな!苦笑

 

ラストで気を抜いていたんだな、と思いながらバイクも無事だったので乗り直して進む。

 

程なくしてバイクフィニッシュ!!

 

バイクまで終わったーー

 

安堵しながらバイクラックへ。

 

ランの袋をもらって着替えのテントへ行き、バイクジャージを脱ぎ、ランパンに履き替える。

ランシューに履き替える。

日焼け止めを塗り直す。

トイレに行く。

 

これらをまぁまぁ落ち着きながらこなして、これからフルマラソンかー。

まだまだだな、と思いながらランスタートへ向かう。

 

イクラップ:5時間38分(スイムからバイクへのトランジション込み)