あえてその話題に触れないという気遣い
コロナや転職でバタバタしてる中でも、引っ越してから行き始めた接骨院で足の電気治療は続けています。
その接骨院のスタンスを知ってなるほど、と思った話がありました。
3月から定期的に通っていて、すでにどこに行ってもコロナの話題が出てくるような時期でしたが、
接骨院の院長とはその話にはならず、世間話でも仕事への影響とかも聞かれず、トライアスロンの大会が中止になってることも深追いせず。
当初は、その院長の言動からも、あまり深く物事を考えない、気のいい兄ちゃん気質というか、そういったコミュニケーションスタイルの人なんだな、と感じていました。
現に、患者さんとはフランクで、学生さんやおじいさんおばあさん、さまざまな年代の方と気さくに話していて、内向型の私とは違うけどまさに人と接する仕事を、裏表がなさそうな感じでやってるように見えました。
そんな中、先週出された緊急事態宣言。
その翌日にその接骨院の院長から公式LINEでお知らせがありました。
多くのお問い合わせがあるが、院は自粛要請の対象事業ではないので通常営業ですよ、という内容。
その次に書いてあったこと。
どうして今までコロナの話題をあえて出さなかったか、それはコロナ疲れ対策とのこと。知らず知らずのうちに溜まってしまう心身の疲れやストレスによって免疫が下がることを避けるため。
院内では束の間でもコロナのことを忘れられるように。
との気遣いからとのことでした。
このお知らせを見た時、
ああ、私もコロナの話を振ったり振られたりすることが多く、日々話題に出し続けることで私たちは洗脳ではないけれど
コロナのことが頭のどこかに常にある状態で生活してるんだ、ということに気付きました。
同じ接客業として、確かに時事ネタを出すと会話は簡単だけれど、健康を扱う仕事としてはその院長のような考えで、あえてその話題に触れない、というのも気遣いなんだなと気付かされました。
これは仕事以外でも、ブログ、家族や友人との会話、お客さまとの会話、同僚との会話、仕事での発信業務、の中でも少し考えてみたいと思った出来事でした。
コロナ疲れ、全力で避けていきましょう!!