内向型スポーツトレーナーのいろいろ日記

元公務員でスポーツトレーナー。内向型を活かして生きていきたい。

プチ減量の経過〜味覚が敏感になってきた〜

約10日前から始めたプチ減量。

これまでは運動量が多いのをいいことに、食事やお菓子を割と好きなように食べていました。

 

そこから今は、

  • 肉は基本鶏胸肉か鳥ササミ
  • 間食はなし

という形で、脂質を抑えて甘い物もほとんど食べていません。

 

そういった食事を始めて変わってきたことがあります。

 

味覚が敏感になってきました。

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運動をたくさんした日に、軽くチートと思って和菓子を買って口にしたところ、たったひと口でものすごい甘さを感じてとても全部一気に食べたいとは思えない。

このくらいのお菓子は以前なら、夜ご飯前にペロッと食べていました。

 

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最初は物足りなく感じた鶏胸肉も、塩や粒マスタードなどを軽く付けて食べ続けることで、お肉の甘みや旨みを強く感じるようになりました。

 

今までの食事では、濃い味付けや脂っこい料理、甘い物(砂糖)を毎日のようにとっていたので、それに慣れきってしまっていたことを強く感じました。

習慣って怖いなと思います。

 

食事制限のメリットとして、これまでの味覚を一旦リセットして研ぎ澄ましてくれることもあると思います。

 

人間は良いことも悪いことも、やり続けると「慣れる」生き物です。

なので食事制限は誰でも最初は慣れないので辛く感じます。

そこを理解して理性を持って乗り越えると、素材の味を楽しめて少しの脂と甘い物でも十分幸せを感じられるようになります。

 

久々に減量を始めて、麻痺していた味覚を整えていく感じがして、おもしろいです。

 

よくお客様に減量時期の食事を紹介すると、

  • そんなマズそうなもの食べたくない
  • 食にこだわりがない人しかやれない

などと言われることがあります。

 

たしかに最初は我慢がつきものです。

ただ、「脂質や糖質の過剰摂取に慣れきった身体をリセットする」ことを目的とした食事と理解できていれば、なんとか取り組めるのかなと思います。

 

実際、ただ言われた通りの食事を続けて痩せた人よりも、「これまでの自分の食事は脂質と糖質が多すぎるバランスの悪い食事だった」と自身で気付けた人が、その後もリバウンドせずに健康的な身体をキープできている感じがします。